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【わかりやすい】「税関」の仕事内容について

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「税関」という言葉は何度も耳にしますが、具体的にどんなところで、どのような仕事をしているかは意外に知らないものではないでしょうか。「税関」について簡単にふれてみたいと思います。

 

【目次】

 

税関とは

税関は、「税=税金の徴収」と「関=通関手続き」に関する業務を行う財務省管轄の国家機関です。貨物、船舶、航空機に関する事務および取締まりが主な業務です。空港や港に施設があり、現在では函館税関・東京税関・横浜税関・名古屋税関・大阪税関・神戸税関・門司税関・長崎税関・沖縄地区税関の9つの施設があります。

 

税関の仕事

税関の仕事には、税金を集あつめること、輸出入する品物をチェックすること、密輸を防ぐために検査をすることなどがあげられます。具体的に見てみましょう。

まず、1番イメージできるのは空港の入国カウンターの手荷物検査場では無いでしょうか。この場所で担当しているのが税関職員です。海外旅行から帰国した人の荷物を検査したり、麻薬、拳銃、偽ブランドや絶滅しそうな動植物が国内に持ち込まれないように取り締まったり、輸入する物について金額によっては税金を徴収します。ちなみに、お土産の合計金額が20万円までは税金がかかりませんが、20万円を超こえた分には税金がかかります。

他には、貨物・郵便物・コンテナ貨物を検査する税関があります。物を輸出入する際は、税関からの許可が必要となります。税関において、書類をチェックしたり、品物の検査を行ったり、関税や消費税などか払われているかを確認して、許可が出されます。 また外国から届けられたり、外国へ送る郵便物に対しても税関で検査を行います。

それから、麻薬探知犬による検査もよく知られていると思いますが、これも税関の仕事です。また、監視艇による取締りも税関が行っています。大阪港などの海上をパトロールし外国と日本を行き来する船に対して、密輸入の取締とりしまりを行っています。

以上が税関の主な仕事内容です。他にも様々な仕事があるようです。取締りを行うとなると警察をイメージすると思いますが、税関職員も様々な危険と戦っていらっしゃいます。ちなみにですが、税関職員は関税法第104条により小型の武器(拳銃)の携帯と使用が認められていますが、現在は実際に拳銃を携帯して職務を行うことはないようです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。税関は、「関所」としての役割を担いながら、日本の納税制度の土台を支えているのですね。日本の安全で安心な社会づくりには「税関」が欠かせないことがわかります。ちなみに、税関職員には、キャリア組である「総合職」と現場のエキスパートとなる「一般職」の二つの道があります。「総合職」は大学卒業以上の学歴が必須であり、かなり狭き門になっており、平成28年においては、採用されたのはわずか8人でした。もう一方の「一般職」の場合は、高卒以上の学歴があれば受験できます。平成28年度の東京税関の採用人数は、大卒の税関職員が51人、高卒の税関職員が40人、合計91人が採用されています。