先日、ずっと気になっていた“たい焼”のお店に行くことができたのですが、その“たい焼”がとても美味しかったのでレポートさせて頂きます。「日本一たい焼」さんが作られる“たい焼”は絶品です!!
【目次】
1.「日本一たい焼」について
「天然モノ」と「養殖モノ」?
日本一たい焼さんは「天然モノ」にこだわっていらっしゃいます。「たい焼に天然モノ?」と思いますが、いわゆる、たい焼きの焼き方のことです。たい焼きの焼き方には2種類のタイプがあり、「養殖モノ」は巷でよく見る製造法で、生地を焼き型に流し入れて焼き、片側にあんこをのせて両側を合わせ、一度に6匹~10匹くらい焼き上げるものです。一方、日本一たい焼は特許取得の「天然モノ」用の釜、「箸もの」という焼きごてのような釜で焼き上げされるようです。一釜に2匹しか焼けない鋳型で作った圧力式手焼き釜でたい焼きを作っていらっしゃるみたいです。この「天然モノ」用の釜で焼くことによって、薄皮サクサクで尻尾まであんこがぎっしり詰まったたい焼きが作れるのだそうですよ。
3つのこだわり
①生地が違う
生地は前日から仕込まれるそうです。独自ブレンドのたい焼き粉と調温された水を独自の加減で空気を入れながら混ぜ合わせた後に少し発酵させ、冷蔵庫で1日寝かせるのだそうです。そして最後に、調整液を入れて小麦臭さをとり、まろやかに仕上げることで、サクサクの薄皮であるたい焼きが生まれることになるようです。
②あんが違う
まず、“小豆”についてですが、北海道十勝産「北ロマン」という品種で、更に選別したブランドの「朱(あや)」という小豆を使用されているようです。次に、“あんこ”については、福岡県のお菓子メーカーである博多の女(ひと)本舗「二鶴堂」さんの自家製あんこを使用されています。二鶴堂さんは他のたい焼き屋さんに、この“あんこ”を卸すことは決してないそうです。
③技が違う
焼き手の教育を徹底されていらっしゃいます。FC本部研修や実地研修を行ったり、3ヶ月に一度、本部のスーパーバイザーが焼き方についての点検を行い、年に1、2回程、検定試験も行なわれているようです。認定試験は「スピード」と「仕上がり具合」で1級から6級までのランク付けがあり、6級は3ヶ月、1級となると5年以上の修行が必要だそうで、この試験に合格しなければ“日本一たい焼”を焼くことはできないそうです。
たい焼きの種類と価格
小豆あん:170円
白あん:170円
カスタード:170円
安納いもあん(限定メニュー):200円
栗入あずきあん(限定メニュー):200円
※店舗によって違いがあります。
※公式ホームページには上記のメニューだけしか掲載されていませんでしたが、他にも様々な種類があるようです。
感想
お店の駐車場で温かい内に頂きました。
‘あんこ’が外から見えるくらい皮は薄めです。食べた瞬間、「サクッ」という音がするくらい皮がサクサクでした。中にはたっぷりの‘あんこ’が入っていて、隅々まで‘あんこ’が行き届いていました。勿論、尻尾のところまできっちりと!その‘あんこ’の味はというと、とてもシンプルでほどよい甘味、ほんのり小豆の香りがする程度の味でした。
店情報(豊田八草店)
【住所】愛知県豊田市大畑町前田260-5
【TEL】0565-48-6177
【営業時間】10時〜19時 ※売れ切れのため早仕舞いの場合あり
【定休日】月曜日(祝日の場合は翌日休)
【アクセス】国道155号線沿い、大畑町前田信号、白髭神社付近
【駐車場】15台駐車可能
【公式ホームページ】http://www.nipponichitaiyaki.com/sp/index.html