3年前から育てている観葉植物のポトスが、成長し過ぎて枝葉が長くなってきたので、支柱仕立ての挿し木に挑戦してみました。
これからポトスの挿し木をしようと考えていらっしゃる方は参考にしてみて下さい。
【目次】
1.ポトスについて
和名:オウゴンカズラ(黄金葛)
科名:サトイモ科
属名:ハブカズラ属(エピプレムヌム属)
形態:多年草
原産地:ソロモン諸島
耐寒性:弱い
対暑性:強い
《特徴》
観葉植物のポトスはつる性の着生植物で、熱帯地方で大きな木に這い上がるように育ち、長さ数十mまで伸びます。一般に観賞しているのは幼葉で、成葉になると羽状に切れ込みが入ります。ミニ観葉から大鉢までの観葉植物として楽しめます。
園芸上ではポトスと呼んでいますが、ポトスは旧属名で、現在はエピプレムヌム属です。
ポトス(Epipremnum pinnatum ‘Aureum’)の葉は卵形~卵状心臓形で、長さ30~40cmになります。葉色は光沢のある緑色に不規則に黄色の斑が入ります。また、‘ライム’(E. pinnatum‘Lime’)、‘マーブル・クイーン’(E. pinnatum‘Marble Queen’)、近年インドで‘マーブル・クイーン’の枝変わりからつくられた‘エンジョイ’(E. pinnatum ‘N’Joy’) などの園芸品種も人気です。
引用:ポトスとは - 育て方図鑑 | みんなの趣味の園芸 NHK出版
2.準備するもの
・ポトス
3年前は2葉くらいある株が3株ほどだったのに、ここまで成長してくれました。
・土
挿し木の用土は肥料を含まない土です。発根までの土の役割は、水分をキープし発根までのデリケートな時期に挿し穂が不用意に動いて痛まないように安定を保つことです。
・鉢底石(軽石)
・縦長の鉢(8号)
(高さ13.3cm×上底の直径12.4cm×下底8.7cm)
支柱の長さや太さに応じて鉢を選ぶ必要があります。今回は長さ87cm・太さ4cmの支柱を使用しますので8号の縦長タイプの鉢を選びました。
・溝付き木ヘゴ
(87cm×4.3cm×4.3cm)
・針金
支柱と枝葉を固定するものですので、結束バンドや紐でも大丈夫です。
3.手順
①鉢に鉢底石を底から2~3cm程までしきつめる
②土を15cmの程まで敷き詰める
④支柱を立て、その周りに土を上から4cmほどまで敷き詰めていきます。
⑤伸びた枝葉を切ります。
×印のところで切ります。葉の付け根の反対側から伸びている黒っぽいものが気根です。
ポトスは茎をのばしながら気根も伸ばす性質があります。気根は、木をに巻き付いたり壁に巻き付いたりするために伸びている根で、新しい根は気根から出てきます。気根ひとつにつき葉っぱ一枚のセットで挿し穂を作ります。
⑥切った枝葉を土に4cm程差し込みます
割り箸などで予め穴を空けておくと植え込みますいです。
⑦針金などで支柱と枝葉を固定する
⑧完成
水をしっかりあげて完成です。
4.私が購入した準備品
・土
・鉢底石
・縦長の鉢(8号)
・溝付き木ヘゴ
・針金
5.まとめ
いかがでしたでしょうか。
また、1ヶ月後くらいにポトスの成長過程をアップしようと思います。もとのポトスは私が関西から東海に転勤になった初日に購入したものなので、思い入れがあります。これからも大事に育てていこうと思います。